ご入居者様からいただいた 手作りの「甘夏ピール」
これが とっても上品なうえに めっちゃくちゃ美味しかったので
今日は貴重なお時間を頂戴いたしまして レシピを伝授
「一緒に作るのが一番覚えるよ」
そのお言葉に甘えさせていただき 居室に訪問
まずは ①皮むきです
表面を薄く斑状に削り(これが上品な苦味を左右します)
四等分した皮を細切りにします
次に ②水に浸します
1~2時間ほど水に浸し 白皮の部分に水分を含ませます(煮やすくします)
③乾燥です
ザルに重なりがないよう広げ 1~2時間 表面が半渇きになるまで乾かし
④煮詰めます ここからが重要!
鍋に甘夏を入れ 上白糖を3回に分け入れます(甘夏1個に対し砂糖130~140 g)
弱火でグツグツ
煮汁が出てきたら 弱火~中火にし
皮が透き通るようになるまで 焦がさないよう丁寧に混ぜます
※煮はじめに10ccほどの水を入れるとやり易いそうです
⑤表面に砂糖をまぶします
白紙に 上白糖またはグラニュー糖を広げ
アツアツのうちにまぶしてください
最後に ⑥乾燥させて完成です
結構手間がかかるのですが
驚きなのが
これを教えてくださった方が なんと 92歳の男性ご入居者様!
見た目も 気持ちも 行動も すべてにおいて年齢を感じさせない
奥様がご健在の頃から 30年も毎年つくってきたんですって
素敵なお話ですよね
その味を 私もまた誰かに教えてあげたいな